合同会社TOURIの成り立ち
きっかけは、退去を迫られていた入居者様。
「自分がなんとかしなくては」と。
こんにちは、合同会社TOURI代表の森です。私どもに興味を持って頂いてありがとうございます! この事業所がどんなところで、どんな成り立ちで、何を目指しているのかを知ってもらうため、 そしていろんなみなさんと仲良くなりたい!という想いから、TOURIについてご紹介させて頂きたいと思います。
私は元々、とある介護事業所の事務員として勤務しておりました。 ある日、高齢者住宅を引き継ぐ話が勤務していたその事業所に入り、当時の社長から「経営をやってみないか?」と勧められました。
というのも、もともとそこは破産直前で、当時の運営会社が入居者に対して「今月中に退去してくださいと」手紙を出したというのです。しかも直前に、です。 それを聞いて、「そんなひどい話は無いだろう」と思い、自分が何かできないかと考えた末、そこの運営を決意したのです。 もちろん、どこまでできるかわかりませんでしたが、立ち退きを命じられている入居者様やご家族のことなどを考えると、「自分がやらなくては!」と 強く思ったのを覚えています。
あとあまり大きな声では言えませんが、高齢者向けビジネスについての噂も聞いていたので、一発儲けようという気持ちも少しはありました(笑)。 今となってはそんな甘くはないことも実感する毎日ですが(笑)、始めて本当に良かったと思っています。苦労以上にやりがいが大きいですね。
スタッフの確保や運営に苦戦。
でもいろんな方に助けられた。
運営を始めてから大変だったのは、なんといってもスタッフの確保。 会社立ち上げから引継ぎまでとにかく時間が無かったため、焦りました。幸い、事務員として働いていた時のつながりで声をかけた仲間が集まって、スタッフが少ない中でも踏ん張ってくれたおかげで今につながっています。 当時はひまりのご近所さんもボランティアで食事作りを手伝ってくれたりと本当に色々な人に助けられてきています。このボランティアさんは今も繋がりがあってひまりに遊びに来てくれています。 やってよかったと思うのは、引っ越してきた入居者さんが「家が決まって本当に良かった」と喜んでくれた時です。
ご入居される方は引っ越し先のサポート体制や金銭的な条件などがありなかなか引っ越し先が決まらないという話も聞くので少しは役に立てたかなと思います。