治りにくい足の床ずれが「ほぼ治癒」へ。排泄ケアから見直すアプローチ【訪問看護】

2026年03月16日


【事例紹介】
施設にご入居中で、左足の外側(左外果部)に褥瘡ができていたご利用者様のケースです。
日によって便失禁や軟便がみられるなど排便状況に波があり、皮膚トラブルのリスクも抱えていらっしゃいました。

【専門的視点】
褥瘡の局所的な処置だけでなく、生活全体を見渡したアセスメントを行いました。
排便状況が皮膚状態や全身の不快感に影響していると考え、腸蠕動音の確認を行いつつ、適切なタイミングでのトイレ誘導を実施しました。
並行して、背部への貼付薬の管理や、下肢への保湿剤塗布など、全身のスキンケアにも注力しました。

【結果と安心】
トイレ誘導によって有形便の排出ができるようになり、排泄のペースが整ってきました。
継続的な局所のケアと全身管理の結果、左足の褥瘡はほぼ治癒の状態にまで改善しました。
施設スタッフの皆様とも連携してケアにあたれたことで、ご本人の不快感が和らぎ、関わる方々にも安心感をもたらすことができました。

【結び】
皮膚トラブル一つをとっても、排泄や全身状態にアプローチすることで改善に向かうケースがあります。
困難事例でもまずは一度ご相談ください。


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