医師の指示を「日常」に落とし込む。食事量アップと精神安定を支えるチームケア【訪問看護】

2026年03月19日


医療的な指示が出ても、ご本人の生活スタイルや精神状態に合わなければ実行は困難です。
そのような時こそ、多職種の専門性という強みを掛け合わせることで、生活に即した支援が可能になります。

■ キャッチした情報とフィードバック
・情報: 消化器医師から「カロリーとタンパク質を増やすように」との指示が出ましたが、ご本人は摂取量を増やすことに悩みを抱えていました。同時に、人間関係などで精神的な不安定さもみられました。
・フィードバック: 看護師がその悩みを拾い上げ、すぐに栄養士へ相談。ご本人が無理なく続けられる食事内容を検討し、提案しました。また、ご本人の不安感についてはケアマネジャー様およびヘルパーと情報を共有し、「話を傾聴する」というアプローチを統一しました。

■ チームとしての成果
医師の「的確な指示」、栄養士の「具体的な食事提案」、ヘルパーと看護師の「日々の傾聴と寄り添い」。
それぞれの強みが機能したことで、ご本人は「食事量が増えればふらつきが減る」と実感できるようになり、身体的にも精神的にも落ち着きを取り戻しています。
一人では解決できない課題も、チームで目線を合わせることで解決へと導くことができました。

■ 結び
医療の指示とご本人の生活の間に生じるギャップを埋めるのが、多職種連携の力です。
ご本人の「できない」に直面したときこそチームで知恵を出し合えるよう、チームケアの一員として地域をささえていきます。


カテゴリー


最新記事