退院直後が一番不安。訪問看護師がそばにいる理由

2026年04月21日


「やっと退院できた」——そう胸をなでおろしたのも束の間、自宅に戻ると思いがけないことが次々と起きる。これは決して珍しいことではありません。病院では整っていた環境が、自宅では整っていないからです。桃李 札幌東では、退院直後の1週間を「在宅生活でもっとも変化が起きやすい時期」と捉え、集中的な関わりを大切にしています。

退院後の自宅は「病院とは別の場所」

病院では、食事・服薬・処置・体位変換——すべてがスタッフによって管理されています。ところが自宅に戻ると、それらをご本人やご家族が担うことになります。「薬をいつ飲めばいいの?」「傷口のガーゼ、自分で替えられる?」「食欲がないけど、これは普通なの?」——退院直後は、こうした小さな疑問と不安が重なりやすい時期です。

加えて、環境の変化が体に影響することがあります。慣れない動線での転倒リスク、睡眠リズムの乱れ、精神的な緊張からくる食欲低下。退院後数日は、体調が一時的に不安定になることも珍しくありません。「病院にいたときより元気がない気がする」という声を、ご家族からよく聞きます。

訪問看護師は「最初の1週間」に何をするか

桃李では、退院直後に医師から「特別訪問看護指示書」が出されたケースでは、通常より頻繁に——場合によっては毎日——訪問することができます。この期間に看護師がすることは、体調の観察だけではありません。

服薬の確認と飲み忘れ防止の工夫、傷口や皮膚の状態チェック、食事・水分の摂取量の把握、そして「これはどうすればいい?」というご家族の疑問に答えること——こうした細かいサポートの積み重ねが、在宅生活を軌道に乗せる土台になります。何かあればすぐ相談できる存在がいるだけで、ご家族の表情が変わることをよく経験します。

「大丈夫かな」と思ったときが、相談のタイミング

退院後の不安は、ご本人よりもご家族のほうが大きいことが多いです。「こんなことを聞いてもいいのか」と遠慮せず、気になることはどんな小さなことでも声に出してください。訪問看護師は医療職ですが、「生活を一緒に整える人」でもあります。

桃李 札幌東では、退院前から病院スタッフやケアマネージャーと情報を共有し、帰宅初日からスムーズに関われるよう準備を整えます。「退院したけど、何から始めればいいかわからない」——そんな状況でも、ぜひ一度ご相談ください。

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