2026年03月12日
在宅医療や施設ケアにおいて、単独の職種で抱え込まず、それぞれの「強み」を活かすことが重要です。
私たち訪問看護師は医療的なアセスメントを強みとしていますが、日々の細かな変化に最も早く気づくのは現場のスタッフの皆様です。
今回は、施設スタッフの皆様との連携でトラブルを防いだケースをご紹介します。
■ キャッチした情報とフィードバック
・情報: 施設スタッフの方から「尿に浮遊物が混じっている」との報告を受けました。
・対応: 直ちに訪問して状態を確認し、カテーテルの詰まりをアセスメントして緊急で交換を実施しました。
・フィードバック: その後も尿の混濁がみられたため、ケアマネジャー様へ状況を報告するとともに、施設スタッフの方々へチューブ内に尿が滞留しないよう「こまめなミルキング(チューブをしごいて流す処置)」を具体的に依頼し、方法を共有しました。
■ チームとしての成果 施設スタッフの「一番近くで観察できる強み」と、私たちの「医療的判断と処置の強み」が組み合わさることで、尿路感染や完全閉塞といった重症化を防ぐことができました。
現場からの速やかなSOSと、それに対する実践的な予防策の共有により、ご本人に安全な療養環境を提供できています。
■ 結び
些細な変化でも「おかしいな」と思ったら、いつでもご相談ください。
施設スタッフの皆様の気づきを医療の視点でしっかり受け止め、重症化を防ぐパートナーとして伴走いたします。


