社長ブログの記事一覧(TOURIスタッフブログ)

その線は、誰のために引くのか?

2026年03月02日|カテゴリ:社長ブログ

今日、現場で「これは日勤者の仕事だからやらなくていいですよ」という声が聞こえました。その言葉自体は、きっと間違っていないのだと思います。役割を分けることは、混乱を防ぐためにも必要なことだからです。 それでも、私は少しだけ立ち止まりました。ん?と、心の奥が小さく反応したような感覚がありました。 たしかに、役割分担は大切です。でも、私たちの仕事は本当に“分けた通りに動くこと”なのだろうか、と考えてしま ......

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分かり合おうとする前に、考えたこと

2026年02月26日|カテゴリ:社長ブログ

あるやり取りのあと、ふと立ち止まることがあります。言葉はちゃんと交わしたはずなのに、どこか噛み合っていなかったような感覚。その場では流れていったけれど、あとから胸の奥に、小さな引っかかりが残る。そんな瞬間です。 チーム内での効果的なコミュニケーション、と聞くと、報連相や頻度、伝え方の工夫などが思い浮かびます。それらが大切なのは、たぶん間違いありません。でも私は、「効果的」という言葉をどこまで信 ......

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はっきりさせすぎない目標の話

2026年02月23日|カテゴリ:社長ブログ

目標を立てましょう、という言葉を聞くたびに、私は少しだけ背筋が伸びます。ちゃんと決められているだろうか、逃げ道を残していないだろうか。そんな問いが、先に立ってしまうからかもしれません。 明確な目標を立てる方法、と聞くと、数値や期限、具体的な行動に落とし込むことが思い浮かびます。もちろん、それが助けになる場面もたくさんあります。でも一方で、言葉にした瞬間に、何か大事な感覚がこぼれ落ちてしまうよう ......

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質問が足りなかった気がしている

2026年02月16日|カテゴリ:社長ブログ

ある日の夕方、現場からの報告を聞きながら、私は相づちを打っていました。話は止まらず、状況もそれなりに理解できた気がする。でも、会話が終わったあと、なぜか少しだけ引っかかりが残ったんです。「ちゃんと聞いたはずなのに、何か大事なものを取りこぼした気がする」。そんな感覚でした。 よく考えてみると、その時間、私はほとんど質問をしていませんでした。相手の話を遮らないように、結論を急がないように。そう意識 ......

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考え続けるという仕事

2026年02月09日|カテゴリ:社長ブログ

施設の玄関を、あえて閉じない。それは、私がこの事業を引き継いだときから続けてきた、意図的な選択でした。 高齢者施設だからといって、すべての外出に許可が必要なのだろうか。誰かの判断を待たなければ、外に出られない環境は、本当にその人らしいのだろうか。 そんな問いが、ずっと頭の中にありました。 もちろん、簡単な話ではありません。年齢や体調、認知の状態によって、配慮が必要な場面はたくさんあります。だから ......

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「常識」を疑うところから、判断は始まるのかもしれない

2026年02月05日|カテゴリ:社長ブログ

世の中には、たくさんの情報があります。調べようと思えば、いくつもの考え方や選択肢に触れることができる。私はこの「選べる状態」そのものは、とても大切なことだと思っています。 選択肢があるからこそ、人は自分で考え、決めることができる。逆に言えば、選択肢が奪われたり、最初から狭められてしまうと、考える余地そのものがなくなってしまう。そのことには、いつも慎重でありたいと感じています。 一方で、選択肢が増 ......

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分かったつもりになっていた自分に、何度も気づかされた

2026年02月02日|カテゴリ:社長ブログ

人はそれぞれ、違う場所に立って仕事をしています。同じ空間にいても、見ている景色は少しずつ違う。頭では分かっているつもりでも、日々の忙しさの中で、その前提を忘れてしまうことがあります。 あるやり取りの中で、私は「合理的だ」と思う判断を、そのまま伝えました。状況を整理して、今できる最善だと考えたことでした。けれど、その場の空気は、思ったほど前向きではなかった。相手はうなずいていたけれど、どこか言葉 ......

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論理的に考えるとは、頭の中を見える形にすることかもしれない

2026年01月29日|カテゴリ:社長ブログ

頭の中がうまくまとまらないと感じるときがあります。考えていることはたくさんあるのに、どこから手をつければいいのか分からない。一つ考え終わると、また別の考えが浮かんできて、全体像が見えなくなる。そんな状態のまま話そうとすると、言葉も散らばってしまう気がしています。 ある場面で、説明をしながら自分でも「少し分かりにくいな」と感じたことがありました。話している途中で、何度も行きつ戻りつしている感覚が ......

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他人と働くことの難しさと、その先にあるものについて

2026年01月26日|カテゴリ:社長ブログ

仕事は、一人では完結しないものだと分かっていながら、どこかで「自分でやったほうが早い」と思ってしまう瞬間があります。確認して、説明して、すり合わせて。そうした時間を考えると、つい自分で抱え込んだほうが楽だと感じてしまう。正直に言えば、私もそう思ってきました。 ある場面で、私は自分の考えをそのまま伝えました。間違っているとは思わなかったし、方向性としても悪くない。ただ、その場の反応は、思っていた ......

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時間を「消費」しているのか「資産」として使っているのか、考えるようになった

2026年01月22日|カテゴリ:社長ブログ

時間は、使えば減っていくものだと思っていました。一日が終われば、その日の時間はもう戻らない。だからこそ、「足りない」「追われている」と感じるのは、仕方のないことだと、どこかで納得していた気がします。 けれど最近は、時間はただ減っていくものではなく、扱い方次第で価値が変わる「資産」に近いものなのかもしれない、そんなふうに感じるようになりました。 以前の私は、空いている時間を見つけては作業を差し込み ......

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ミーティングの時間が、課題の芽を見つける場になっている気がしている

2026年01月19日|カテゴリ:社長ブログ

問題や課題は、目に見える形になってから現れるものだと、以前は考えていました。トラブルが起きる。数字に変化が出る。誰かが強い言葉で困りごとを訴える。そうなって初めて、「これは対応しなければならない」と動き出す。そんな流れが当たり前だと思っていた気がします。 けれど今は、多くの課題はもっと手前に存在しているのではないかと感じています。しかもその多くは、資料や報告書の中ではなく、人とのやり取りの中に ......

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話を聞いているつもりなのに、すれ違う理由を考え続けている

2026年01月15日|カテゴリ:社長ブログ

人の話を聞くことは、簡単なようで、実はとても難しいものだと感じています。相手が話している間、うなずきもするし、相づちも打つ。表面だけを見ると、きちんと聞いているように見える。それでも、会話が終わったあとに、どこかズレた感覚が残ることがあります。 ある打ち合わせの場で、私は相手の話を最後まで聞いたつもりでした。内容も理解したつもりで、頭の中では次にどう動くかを考えていた。ところが、話が終わったあ ......

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その言葉、本当に伝えたいことは何だったのかと考える夜に

2026年01月12日|カテゴリ:社長ブログ

言葉は、とても便利です。思っていることを、相手に届けるための道具として、日々使っています。ただ同時に、言葉ほど不確かなものもないと感じることがあります。 ある日のやり取りで、私は短い一文を送りました。内容としては間違っていないはずで、事実も含まれている。けれど、返ってきた反応を見て、「あ、伝わり方が違ったかもしれない」と感じました。責めるつもりはなく、急かす意図もなかったのに、少し冷たく受け取 ......

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時間が足りない現場で、私が何度も立ち止まっている理由

2026年01月08日|カテゴリ:社長ブログ

時間は、いつも足りないものだと感じています。経営をしていると、なおさらそう思う瞬間が増えました。やるべきことは次から次へと出てきて、気づけば一日が終わっている。そんな日が続くと、「もっと効率よく動けたのではないか」と、ふと考えることがあります。 ある日の夕方、机の上に積み上がった書類を前に、しばらく手が止まりました。今日中に終わらせたいことは、まだいくつも残っている。けれど、どれから手をつける ......

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情報が増えるほど、決断が鈍る現場で考えていること

2026年01月06日|カテゴリ:社長ブログ

現場で何か問題が起きたとき、私はまず一歩引くようにしています。すぐに答えを出さなくてもいい、と自分に言い聞かせるような感覚です。 たとえば、ある日の打ち合わせ。それぞれが状況を説明してくれるのですが、話を聞けば聞くほど情報が増えていく。数字、時間、人の感情、過去の経緯。決して間違った話ではないのに、全体像が少しずつ見えにくくなっていく感じがありました。 その場では「もう少し整理してから考えたい」 ......

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